「ジェンダー平等の徹底を求める要請書」を東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に提出しました
活動情報 | 2021.02.09
「ジェンダー平等の徹底を求める要請書」を都民ファーストの会東京都議団から東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に渡しました。重く受け止めます、とのご対応です。
森会長が「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」など、女性蔑視と受け取られても仕方のないご発言をされ、その後の記者会見でも質問する記者に対して「面白おかしくしたいのではないか」というご発言をされるなど、真摯に反省されているのか、日本国内のみならず世界中から疑問の声が挙がっています。
私たちは先日の都議会のオリパラ特別委員会でも意見表明していますが、以下の内容をあらためて要請しました。
- 森会長ご自身を含め、貴委員会を構成する役員等・評議員・顧問会議に対し、ジェンダー平等・人権に関する国際水準の研修プログラムの履修など、あらゆる差別を許さないオリンピック憲章の趣旨に再徹底のために必要な措置を講じること
- 上記の措置が講じられた後に、森会長ご自身・貴委員会が、ジェンダー平等に関する認識をあらためて説明し、従前の発言の撤回・謝罪の意をあらためて国内外に公表すること
- 貴委員会「役員等」(名誉会長・会長・副会長・専務理事・常務理事・理事・及び監事)における女性比率を早急に4割程度まで向上させること
- 貴委員会として、上記各取組の成果・対応状況を踏まえ、森会長のトップとしての妥当性・貴委員会のガバナンスのあり方を自己検証し、全世界に対外公表すること
組織委員会の速やかな対応を求めます。