Society5.0へ向けた官民連携について質疑を行いました
ロボット、AI、ビッグデータの活用などのデジタル技術で、経済発展と社会的課題の解決を両立させるSociety5.0を進めていくことが東京都の重要な政策課題です。
港区の竹芝や六本木では、地元の企業や団体が核となってSociety5.0の先行的な社会実装の場であるスマートシティの構築に取り組まれているので、官民連携し応援すべき、と総務委員会戦略政策情報推進本部に対して質疑しました。
六本木商店街振興組合では、今後、六本木の交差点を中心に、安全安心で賑わいあるスマートシティの実現に向け、人流データも収集できるカメラやデジタルサイネージ等を装備したスマート街路灯の設置を計画しています。こうした先進的な取組みを前に進めるために、都は規制緩和を行い必要であれば支援を検討することを要望しました。
竹芝は都有地を活用しながらメディアデザインの有識者と民間企業が中心となって、来年コンテンツ産業を核とした国際ビジネス拠点を形成します。第一回都議会定例会の一般質問で連携をすべきと要望したところ、具体的にロボットやMaaSの実証実験が行われます。
MaaSは、竹芝桟橋と浜松町駅などの間を移動するためのモビリティサービスを新たに導入して船舶と鉄道を連携させます。歩くと15分ほどかかる距離なので、オンデマンドモビリティサービスが充実しラストワンマイルの利便性が向上すれば、さらなる経済活性化が多いに期待されます。