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長男からの優しい言葉

(真夜中のプライベートなエッセイとしてお読みください)

「お母さんはもう好きなことだけやればいいんじゃないの」
誕生日を迎えた長男が、鮨をつまみながら、私をじっと見つめてこう話してくれた。夫が亡くなった年齢と同じ歳になった長男の優しい言葉だ。

確かに。自分の人生のミッション、幼い頃に父親を亡くした二人の息子を世に役立つ人に育てる、という使命は充分に果たしたと思う。何よりも息子たち自身がそれぞれ努力し、挑戦し、名を成し始めていることが、ありがたいと思う。

直近の長男の初の単行本に次のようなあとがきがあった。

『最後に、母への謝辞を述べさせてください。
テレビジャーナリストであった私の父は、1994年12月6日に、取材中の飛行機墜落事故によりケニアのナイロビ近郊で命を落としました。
32歳の冬に同い年の夫を亡くした母にとって、6歳の私と生後11ヶ月の弟を育て上げることがどれほど大きな責務であったかが、いまや31歳となった私にはよくわかります。
そして、私を育ててくれた母への感謝のかたちとなりうるものを、亡くなった父の年齢に追いつくまえにひとまず完成させられてよかったと、私はいま心から思っています。
本書を母に捧げます』

 

驚きとともに、感謝の思いでいっぱいになった。肩の荷はすっかり降りた。すでに役目が終われば、野良猫の母のように、ひっそりと縁の下で果てたいと思っていたが、まだまだ思考も身体も健康らしい。
さて、開放された私はどこに向かうのだろうか?このノウハウとエネルギーを「人のため」に捧げたいと思う。

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