環境先進都市・東京を目指して
二酸化炭素(CO2)の排出を減らすこと、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を徹底してゴミを減らすこと、この二点は、持続可能な地球のために世界全体で取組むべき大きな課題です。
より発展的な施策となるよう、都議会、環境・建設委員会の都民ファーストの会のメンバーで、東京都廃棄物埋立処分場、水素情報館東京スイソミルなどを視察しました。
水素という新しいエネルギーには大きく3つの特徴があります。
『エネルギーを使う際にCO2ではなく水を出す。』
『地球上の様々な資源からつくることができる。』
『エネルギーを水素にかえてためることができる。』
この3つがこれまでのエネルギー問題の解決につながります。
身近なところでは、水素を燃料とする燃料電池自動車(FCV)や燃料電池バスがあります。水素ステーションでのFCVへの水素の充填を見ましたが、ほんの5分程度で終了します。
そして、FCVに外部給電器を接続すると、電気を供給することができます。水素タンクが満タンの場合、一般家庭の7日分の電気を調達します。災害時などの非常用電源としてたいへん有効です。
FCV購入時の助成や水素ステーションの普及を推進するなど、水素社会の実現の取組みを強化し、さらなる環境先進都市・東京を目指してまいります。