都議会議員と語る『女性活躍と働き方改革』
2月1日、都議会議員と語る『女性活躍と働き方改革』と題して、2回目となる都政報告会を実施しました。
グループワークの資料として、
①ジェンダーギャップ指数
②上場企業における女性役員の状況
③テレワーカー人口
をまとめ、それらを参考にしながら、下記のようなタイムスケジュールで進行しました。
※資料はこちら
https://drive.google.com/file/d/1Vhy_Cigy_3704-ZwFca_gy2_-dkL_g8F/view
まずはインプットとして、パネリスト三名によるご自身の体験談をご紹介頂きました。
どなたもご自身でビジネスをされている方たちで、今回のテーマに沿って貴重な体験談をお話しいただきました。
その後は二つのテーマについて、グループディスカッションと全体発表の二部構成となります。
私は各グループを回り、皆さんのご意見に耳を傾けていました。
どの班も活発な議論が行われており、大変な熱量でした。
画用紙に目一杯のアイディアを貼り付ける班もありました。
グループワークのテーマとして設定した課題は①女性活躍 ②働き方改革の2つでしたが、それに付随する形で「教育・子育て」への言及が多かったため、下記の3つに分類しました。
①女性活躍
・女性教育を一つの科目にして、義務教育課程に組み込む
・女性だけの起業家のネットワークの広報活動を強化
→東京都は「東京都女性ベンチャー成長促進事業APT Women」を運営しております
https://apt-women.tokyo
②働き方改革
・時差通勤やフレックスタイムを推奨
・産業医を会社に入れる
・ネットはもちろん、AIやICTなど、テクノロジーを取り入れる
・社内のリソースだけでなく、会社を超えた傭兵集団のようなクラウドソース機能を一人一人が持つ
③教育・子育て
・24時間子供かけつけサービスor社内保育園の整備
・ママ休(子育てに関する休暇)を他の休暇と区別して認める。また、ママ休を確保のためのパパ休も同様に認める
・地場の中小企業による共同出資保育園
・子供の世話を祖父母(地域社会)にシェアしてもらう
→高齢者クラウドや地域クラウドは過去のブログに書かせて頂きました
https://irienobuko.com/2017/11/684/
・出産費用やベビーシッターサービスの無料化
→東京都は、ベビーシッター代を最大9割近く補助する制度を2018年度に新設する方針を示しています
・採用時に妊娠や子育て中を推奨する
・子供の数が増えれば増えるだけ、各種保険料を減らす
…etc
これらのうち、特に力強く訴えたい内容を各班の代表の方に発表して頂きました。
各班それぞれから、中身の濃い発表があり、参加者全体にとって大きな学びとなりました。
私の都政報告は、基本的に皆さん同士のコミュニケーションを中心とした会運営を心がけております。最後に15分程度の交流タイムと参加者による集合写真撮影をさせていただきましたが、グループを超え、複数の方と名刺交換や談笑をされていて、とても賑やかな会となりました。
今回の内容は、2月21日から始まる平成30年第一回都議会定例会での一般質問や、今後の政策立案へと活かしてまいります。
当日ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました!
都政報告会は今後も定期的に続けていければと思っております。次回の開催はまたこのブログやSNSでお知らせさせていただきますので、ぜひご参加ください。