【ブログ】「東京動画」が開局!テレビ局勤務の経験をいかして内容の充実に取り組みます
8月25日に東京都公式動画チャンネル「東京動画」が開局しました。
https://tokyodouga.jp/
都政や東京都の魅力を伝えるために、東京都が制作した動画をまとめて見られるポータルサイトです。
小池知事が参加する会議の中継映像のほか、都庁職員がお笑い芸人に都の施策をわかりやすくプレゼンする動画や、知っていると役に立つ行政サービスを東京で活躍するアイドルたちが紹介していく動画など、1000本以上のコンテンツが見られると、記者発表をしています。
この事業は、私が所属する文教委員会の担当である東京都生活文化局がすすめていますので、「東京動画」が誕生する経緯を聞いてみました。
これまでの都政広報番組は、地上波テレビ放送のテレビ朝日・テレビ東京・TOKYO MX で、計6本を放送していました。内訳は、4分から6分のミニ番組が5本と30分番組が1本でした。
しかし、社会現象としてテレビ地上波視聴からネット動画視聴への変化が起こっていることから、これまでの6番組を4番組に減らし、その分の予算を使って「東京動画」を立ち上げたとのことです。
私は民放テレビ局に長年勤務していましたので、こうした変化については早くから意識しておりました。今まで動画チャンネルがなかったことに都の対応の遅さを感じ、少し驚いたというのが正直な感想です。
さて、気になるのが、その制作内容です。
東京都は「東京動画」の制作を、入札によって某大手代理店に発注しています。都庁の担当職員と、某大手代理店の担当とは、日々、打ち合わせをしていると思いますが、番組の内容と編成、過去素材のアーカイブなどは充分に精査すべきです。
地上波テレビ番組とちがって、動画サイトは、どなたでも、費用をあまり
かけずに投稿できることが人気の一因です。
私は、みなさんの作品や、ニュースとなるような日常の投稿が、すぐにアップされる番組の制作を提案していきたいと考えています。
都政におけるテーマを題材にして投稿して頂くのも良いと思いますし、アート部門・ドラマ部門・バラエティ部門・ニュース部門と分類し、人気のある優れた映像には、「東京動画大賞」などの表彰も行いたいです。
もちろん、倫理基準のフィルターをかけることは必要ですが、一人でも多くの方が、自分も「東京動画」に参加している!と、感じて頂けることがサイトの盛り上がりにつながっていきます。
また、都民の代表と都庁担当職員の「東京動画盛り上げ会議」(仮称)といった定期的なミーティングを開き、広くみなさんのアイデアを吸い上げることも大切だと思います。
掲載された動画がバズることで話題になり、都政への関心や理解が深まるようなポータルサイトを目指したいです。みなさんもぜひ「東京動画」をご覧いただき、ご意見をいただければ嬉しいです。
都民のみなさんの暮らしに役立ち、楽しめる動画サイトとして「東京動画」の投稿内容が充実していくように、私もテレビ局勤務の経験をいかして働きかけていきたいと思います